2011年5月5日木曜日

Sanuki Udon 11

うどんのエッジが立っている時は美味しい。生地に張りがあり、包丁が切れていることを意味する。

讃岐うどんはとても強い腰があり噛みごたえがあるタイプと、腰と滑らかさを両立しているタイプがある。僕はバリバリと腰のあるうどんよりも、腰のシコシコ感を感じつつも滑らかなうどんが好きだ。なんだか書くのは簡単んだけれど作るのは難しいだろうなー。よく解りもしない癖に他人の仕事に注文をつけるのは簡単だ。スミマセン。

うどんを食べるスピードを遅らせる。普段の無意識よりも少しだけゆっくりと食べる。そーすると、うどんの粉の味と出汁の絡む味、薬味の風味、それらの余韻が長くなってくる。そして後半はより喉越しを感じやすくなり美味しくいただける。若干温度が下がるからだ。良いうどんならばそれくらいのことで麺が延びたりすることはない。

僕はうどんを食べている時、ただ子供たちと話をしているだけだ。「料理」としてうどんをとらえているのは無意識のなかでだ。

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