2011年6月11日土曜日

Fromage

僕はフロマージュが好きだ。フランスで生活している時、休みの日にはよくマルシェにフロマージュを買いにゆき、ブーランジェリーでバゲットを半分買って、ニコラあたりでワインを物色して部屋へ帰り食べた。フロマージュとパンとワイン、なんて幸せなとり合わせ。今でもそんな食事をしている。

フランス人の同僚と毎日一緒に食事をしていたから普段、仕事中でワインを飲めない時も結構フロマージュを食べたなー。フランスでフロマージュのない食卓なんて考えられない。フランス人は朝でも、昼の公園でもキャスクルートにしたカマンベールやシェーブルなんかを頬張っている。あー、勿論僕もね。

フロマージュはフランスやヨーロッパの生活に無くてはならない偉大な発酵食品だ。頻度からすればワインとともに食されているフロマージュの方がはるかに少ない。

レストランで「ワインを飲んでいないのにチーズを勧めるのはおかしい」とか、「ワインが無ければチーズの美味しさが引き立たない」なんていうゲストがいたらしいけれど、それはとても無知で、とても恥ずかしく、とても滑稽で、とても浅はかな発言なので今後改めるとよい。

僕は子供の頃からフロマージュに囲まれて、フランスでフランス人と暮し、フランスで仕事をして、極最近、高松でもフランス人のスタッフがいたからよく知っているんだよ。解りましたか?

今後、もし恥をかかないで済んだとしたら、それは僕のお陰だ。


私達は「TAP PROJECT 2011」に参加しています。