2011年6月7日火曜日

Kotori

あれから4年の月日が流れた。あの日は僕にとっても、慶子にとっても生涯忘れることのできない日となった。最愛の長女が生れた日だ。4歳の誕生日は今までの中でも特に感慨深い。それはきっと、だんだんともの心ついてゆく娘の成長ぶりや、思い出の積み重なりが4年の月日の中でいっそう濃縮されたからだと思う。途中には次女が誕生し、長女との二人暮しなんかも経験した。あの時は比喩なんかではなくて、本当に歯をくいしばって頑張った。朝、二人で起きて、二人でレストランまで通勤して、営業が終われば寝てしまった娘を抱きかかえて夜中に帰宅し、夜食を食べさせて、お風呂に入り、着替えさせて、おしめを替えて・・・。でもとても楽しかった。そして達成感もあった。

そして「ことり」は僕に人生そのものの意味と、価値を教えてくれたんだ。

会いに来てくれて本当にありがとう。



私達は「TAP PROJECT 2011」に参加しています。